JR北陸線は9日午後0時半すぎ、福井と滋賀の県境の区間で倒木があるという情報が寄せられました。JRが安全を確認して運行を再開しましたが、一部の列車におよそ50分の遅れが出ています。

JR西日本によりますと、9日午後0時半すぎ、北陸線の福井県敦賀市にある新疋田駅と、滋賀県長浜市にある近江塩津駅の間で、乗客から「線路内へ木がもたれかかっている」といった情報が寄せられました。

JRは徐行で運転するなどして安全確認を行いましたが、運行に支障がないことが分かり、その後、通常の速度で運転を再開しました。

この影響で、普通列車2本が一部の区間で運転を取りやめたほか、北陸線の特急「サンダーバード」や「しらさぎ」などが最大でおよそ1時間の遅れ、およそ1300人に影響が出ました。