台風などで大雨災害の恐れが高まっているときに、身の回りの危険度を事前に確認することがとても重要です。インターネットやスマホアプリで「危険度分布=キキクル」を確認すると、
・土砂災害
 土石流や崖崩れによって引き起こされる災害
・洪水
 堤防の決壊や河川の水が堤防を越えることで起こる氾濫による災害
・浸水害
 用水路や下水溝などが溢れて住宅などが水に浸かる災害
の今の危険度を知ることができます。

気象庁のホームページでは、「キキクル」から市町村名を選ぶか地図をスクロールすることで、自分が知りたい場所の危険度を見ることができます。また、防災に役立つJNNのアプリ「NEWSDIG」では、画面の右下の「傘マーク」を選択すると、現在の雨の降り方がわかる雨雲レーダーが表示され、さらに「マップ切替」から「キキクル」を選択すると、「土砂災害」「洪水」「浸水害」それぞれの危険度を地図上で切り替えて確認できます。現在地が合わせて表示されるので、身近なエリアの危険度をすぐに確認することができます。地図の拡大・縮小も可能です。

「NEWS DIG」でキキクルを確認

そのほかにも「川の防災情報」(国土交通省)など、災害の危険度をさまざまな方法で確認することができるので、自分が使いやすいものを選び、ふだんから慣れておくことが防災に役立ちます。