元公安部の捜査官『警備のフェーズがぐっと変わった』

 2つの報告書で考慮すべきだったとして挙げられた「ネット世界」への警戒。今後、どう向き合っていけばいいのか。警視庁公安部の元捜査官はこう指摘する。

 (警視庁元公安部 JCIA代表理事・稲村悠さん)
 「インターネットは間違いない要因であって、今回特に新しいことでもなくて過去からずっと言われてきた危険性なので、今後もそれはどんどん高まると思いますね。警備のフェーズが今回ぐっと変わったんです。こんなこと日本では起きないだろうということが起きた。警察犬に嗅ぎまわれていいとか、手荷物を全部出して下さいと言われるとか、許容しないといけない状況にあると思いますね」

 安倍元総理の銃撃事件から2023年7月8日で1年。こうした凶行を2度と起こさないためにも、警護に対する意識の変革が求められている。