ニオイの専門家に聞く『自分で自分のニオイがわからない』のはナゼ?

さらにニオイの発生メカニズムを専門家に聞きました。
(東海大学 関根嘉香教授)
「私たちの体の表面から微量のガスが発生しています。皮膚ガスと言うんですけども、このガスが鼻に届きますとニオイとして感じるということになります。人間の鼻は実は元々危険を察知するため、一番近くあるニオイに慣れておかないと危険が察知できない。ですので一番近くにある自分の体臭には鼻が慣れてしまって、なかなか自分ではニオイに気付かないということになります」
関根先生は「これからの季節は特に加齢臭に注意が必要だ」と話します。
(東海大学 関根嘉香教授)
「汗は元々無臭なんですけども、これを放置しますとだんだんニオイ物質に変わってまいります。加齢臭というのは皮脂が酸化してできてくる成分なんですね。皮脂の酸化には実は紫外線が関わっていまして、紫外線を浴びると皮脂の酸化が促進されますので、そうすると加齢臭は臭いやすい」














