古代から伝わる塩づくりの方法が今も受け継がれています。宮城県の無形民俗文化財に指定されている藻塩焼(もしおやき)の神事が6日、塩釜市の御釜神社で行われました。

塩釜市の御釜神社で行われた藻塩焼の神事には、氏子や全国の製塩業者などおよそ60人が出席しました。

古代から伝わる塩の製法、藻塩焼は竹棚が置かれた直径1メートルほどの鉄釜の上に、海藻のホンダワラを敷き詰め100リットル以上の海水を注ぎ、火にかけるものです。

後藤舜キャスター:
「鉄釜が火にかけられてから30分が経ちますが、神職が片時も離れることなくアクを取り除く作業を行っています」

煮詰めることおよそ1時間。20キロの粗塩が出来上がりました。その後、この粗塩は、神職らによって神社に供えられました。

参拝者:
「伝統を守っていくことは本当に大切だなと心から思う」
御釜神社氏子世話人会 大森栄副会長:
「この地で生まれ育ったもので小さいころから御釜神社は愛着があるので、歴史はずっと残していかないといけないという責任感がある」

藻塩焼の神事は、県の無形民俗文化財に指定されていて、できた粗塩は、7月10日塩釜神社の例祭で奉納されます。