「自動運転」ボタン 押したことありますか?

温度を下げることを目的とした冷房と、湿度を下げることを目的とした除湿。上手に使い分けるコツを、エアコンメーカーに聞きました。

ダイキン工業 重政周之さん
「“温湿度計”で、室温を下げた方がいいのか、除湿をした方がいいのか、そういったことをチェックいただくといい」

でも、いちいちチェックするのは面倒だという場合は、エアコンにおまかせする“自動運転”がおすすめだといいます。

ダイキン工業 重政周之さん
「自動運転は、機械が今の状況を確認しながら、“今は冷房だよな”、“今は除湿だよな”ということを勝手にやってくれるものです。自動運転にやらせておいたら、ほったらかしで大丈夫です。リモコンの設計もそうなっていて、自動運転のボタンが、一番大きく目立つようになっている。何も考えないで、とにかくこれを押してくれという設計になっています」

南波雅俊キャスター:
暑くてジメジメしてるなと思ったら、自動運転が調整してくれる。メーカーによって違うので何℃とは言えないが、大体、夏は28℃、湿度60%ぐらいが人間が快適に感じるということで、それぐらいに調整してくれるというものなんです。
私、冷房ばかり使用していて、自動運転のボタンが、リモコンの結構目立つところにあったということを初めて意識して、昨日、使ってみました。使ってみたら、ちょっと暑かったなと思いました。結局、冷房に変えちゃいました。

日比麻音子キャスター:
私は除湿派で、冷房だとちょっと冷えすぎちゃう。昨晩、私も初めて自動運転を使ってみた。自動運転って書いてあっても、ちょっと信じられないというか、自分で調整した方がいいんじゃないかと勝手に思っていた。ただ、自動運転にしたら、確かに朝まで快適にぐっすり眠れました。やっぱり自動でおまかせして、調整をしてもらった方が楽だったんだなと思った。ボタンを見る目が変わりました。