秋篠宮家の長男・悠仁さまが、伊勢神宮を参拝するため三重県伊勢市に到着されました。

スーツ姿の悠仁さまは、7日午後5時半ごろ、伊勢市の宇治山田駅に到着し、出迎えた人に笑顔で手を振られました。

悠仁さまは6日、40年ぶりとなる男性皇族の儀式「成年式」で、装束姿で▼成年用の冠を授かる「加冠の儀」、▼両陛下に成年のあいさつをする「朝見の儀」など、さまざまな儀式にのぞまれました。

悠仁さまは陛下へのあいさつの中で、「成年皇族としての責務の重さを自覚し、さらに勉学にいそしむとともに経験を積み、これまで賜りました御恩にお報い申し上げたく存じます」と述べられました。

悠仁さまは一連の儀式を無事に終えたことを報告するため、8日、伊勢神宮を参拝されます。衣食住や産業の守り神とされる「豊受大御神」を祀る外宮や皇室の祖先神とされる「天照大御神」を祀る内宮を参拝される予定です。

県によりますと、悠仁さまが伊勢神宮を参拝されるのは今回で3回目ということです。

伊勢神宮の参拝後は、奈良県橿原市に電車で移動し、神武天皇の墓とされる「陵」を参拝されます。