現場から中継 川が氾濫し泥水が…
小川彩佳キャスター:
ここで熊本県の益城町から中継で伝えてもらいます。

喜入キャスター:
はい、大雨の影響で氾濫した木山川です。現場に来てまず驚いたのは、堤防に乗り上げた大きな木々です。5mを超えるものもあります。地元の方も唖然としたと話していました。
そして、今は雨は降ってませんし、午後になってほとんど雨は降っていないんですが、川の流れは依然として早いです。地元の方に伺いますと、この川は普段は川底の小石が見えるような綺麗で穏やかな川なんだそうです。

現在も茶色く濁った水が流れています。この川は大雨の影響で午前7時ごろ氾濫しました。堤防を越え、ガードレールにも草木が引っかかっています。
流れ出た水は道を挟んだ水田に流れ込みました。地面の辺りを見てみますと、泥、泥水で覆われています。狭い範囲ではなく、500mほど先まで泥水に浸かっています。

今日、初めてここに来たときに、本当にここに水田が広がっていたのかと疑うような景色が広がっていました。米農家の方に取材をしたときに、今年は米を諦めないといけないと悔しそうに話していた表情が印象的でした。
来年に向けて復旧作業を早く始める必要があるということですけれども、4日は予想最高気温30度を超える予報となっています。厳しい暑さの中での復旧作業となりそうです。