青森県中泊町で町の基幹産業の一つ、漁業に理解を深めてもらおうと、児童たちが魚釣りなどをする体験学習が行われました。

中泊町の小泊地区で行われた体験学習は「さかなと海」に触れ合って町の基幹産業への理解を深めてもらおうと町が企画し、町内3つの小学校の5年生が参加しました。30日ははじめに児童たちが魚釣りに挑戦。「こつ」をつかむとフグやマコガレイ、ウマズラハギなどを次々と釣り上げました。ただ、中には根がかりを大物がかかったと勘違いする児童も。

※はしゃぐ児童「ぎゃ~巻けない重い」

こうした体験の一方で児童たちは、小泊地区で少子高齢化や過疎化が進み、町の基幹産業の漁業が衰退していることも学びました。

※児童たちは
「若い漁師の人が少なくなっていることを学んだ」
「もっと漁師を増やして魚をもっと獲ってみんなを幸せに出来たら良いと思いました」

児童たちは最後に、地元で獲れたサザエ入りのカレーを食べて漁業の大切さを感じていました。