「マイナビオールスターゲーム2023」のファン投票の最終結果が28日に発表され、ロッテの佐々木朗希(21)がパ・リーグ先発投手部門で得票数トップ(35万561票)を獲得し、2年連続で選出された。

今年は19日にバンテリンドーム、20日にマツダスタジアムで開催される。佐々木は今季ここまで10度の先発で5勝2敗。防御率はリーグトップの1.69をマークしている。

ファン投票で1位という結果について「たくさんパ・リーグでいいピッチャーがいる中で、ファンの皆様に沢山投票いただき、選んでいただき光栄に思います」と喜びをかみしめ、「いつも通り、自分らしい投球をして1打席、1打席、いい勝負ができればと思います」と2年連続の球宴出場に向けて意気込んだ。

昨年は第2戦に先発出場を果たし、1イニング23球を投げて1失点。大谷翔平の記録に並ぶ球宴最速タイの162キロをマークした。

今回は賞を狙う気持ちがあるかと聞かれると「たぶん獲れないと思うので(笑)。そこは気負わず、結果的に取れたらラッキーかな」とし、昨年は1つも取れなかった三振については「セ・リーグはいいバッターがたくさんいるので、難しいと思うんですけど、いつも通り投げられたらと思います」と語った。