電車に包丁持ち込み JR東日本「梱包された刃物は可能」

南波雅俊キャスター:
ルールを改めて確認すると、JR東日本では刃物の持ち込みは禁止となっています。梱包されたものに関しては持ち込みが可能。
直ちに取り出して使えない状態にすること。刃先をケースなどに収納して、刃物全体を丈夫な袋などにしまうことが大事です。
武蔵野調理専門学校によると、外に持ち出す時は必ず鍵付きのケースに入れ、多くの料理人が誤解を招かないように注意をしているということです。

弁護士法人・響の古藤由佳弁護士によると、銃刀法に関しては「刃渡り6cmを超える刃物を、正当な理由なく携帯してはいけない」ということです。ただ、料理人であることや店を辞めたことなど、話していることが本当であれば、正当な理由が認められる可能性があるということです。

では、電車の中にゴルフクラブとか、野球のバッドとかを持ち込んで良いのかという点。これに関しては、JR東日本は持ち込みOKと回答していて、袋やケースに収納してくださいとしています。
そしてホットコーヒーは、蓋がない場合には持ち込みNGということです。周りに迷惑をかけないようにとか、誤解を生まないという1人1人の心がけも重要です。
ホランキャスター:
物によって、様々なリスクとか危険性があるものは、日用品の中でいくらでもあるので、どういう誤解を与えかねないだろうかとか、どういう危険があるだろうかとか、ルールをしっかりと調べるのは重要ですね。
若新雄純さん:
僕らが恐れているのは刃物ではなくて、それを持っている人間だと思います。友達の家に遊びに行って、キッチンに刃物があっても、別に怖くないじゃないですか。でも、友達が待ち合わせの時に手に持ってたら、「えっ」てなる。
包丁を使う人間が、どういう人なのかが予想できないときに、すごく怖かったり想定外のことにびっくりするわけです。黙っていてもちゃんと相手に誤解を与えない振る舞いが公共空間で必要だと思います。














