ハワイの沖合いでマグロ漁などを体験した宮城県水産高校の生徒たちが23日、石巻港に戻り航海実習で獲った大量のマグロを水揚げしました。
石巻に戻ったのは、県の実習船「宮城丸」で航海実習を行なった県水産高校海洋総合科の3年生ら38人です。

石巻魚港では、実習で獲ったメバチマグロやビンナガマグロなどおよそ12トンが水揚げされました。

生徒たちは4月27日に石巻を出航、ハワイ南西の海域でマグロはえ縄漁に挑戦するなど、60日間にわたり漁業や海での生活を体験しました。
実習生:
「はえ縄実習は魚が見られてすごく楽しかったが、終わった後のペンキ塗りや掃除が一番きつかった。たくさん獲れてご飯にマグロがたくさん出てきて、良かったです」

「船員の仕事ぶりを見てすごいなと思った。航海で学んだことをいかして働きたい」
豊漁に恵まれた今年の実習。水揚げされたマグロの多くは石巻魚市場に出荷され、競りにかけられます。