大井川鉄道の本社がある新金谷駅の近くにSL専門の修理工場が作られることになり、起工式が行われました。

 静岡県島田市の大井川鉄道新金谷駅の近くに新たに建てられるのは、産業用のボイラーなどを製造・販売する「東海汽缶」の工場です。静岡市清水区に本社を置く東海汽缶は、大井川鉄道を走るSLのボイラーを40年以上に渡り、整備してきました。
 島田市に建てられるのは、SLを修理する専門の工場で、大井川鉄道のSLのほか、全国のSLの修理も目指します。

<東海汽缶 鈴木肇 社長>
「SLのボイラー部分を直す東海汽缶と足回りを直すことができる大井川鉄道、近くにあるのがメリット」

 工場は2023年1月に完成予定で、大井川鉄道のSLを最初に整備する計画です。