月々550円などの携帯料金の新プランがNTTドコモから発表されました。低価格競争が激化する中、容量が小さく、これまでよりも安いプランを目玉に新たな顧客獲得を狙います。

NTTドコモ営業本部 山本明宏 営業戦略部長
「お客様の声を分析していると、やっぱりドコモで安いプランを出してほしいという声があった」

ドコモが来月1日からサービスの提供を始める2つの新しい料金プラン。

目玉は、月のデータ使用量が少ないユーザーを対象にしたプランの「irumo」です。料金は「0.5GB」で月550円や、「3GB」での2167円など4種類です。

半数以上のユーザーが3GB未満の使用にとどまり、格安の携帯電話会社などによる低価格競争が激しくなる中で、容量を小さくし、価格もこれまでより引き下げたことが特徴です。

高齢者を中心にオンラインでの申し込みには不安があるという声を受けて、ドコモショップでも申し込みができるようにしたということです。

また、使った分だけ支払う新たなプラン「eximo」も導入します。

「eximo」は月々のデータ量に応じた三段階の料金設定で、3GB以上使った場合は月7315円です。

この新たなプランの導入にともなって、これまでのギガホプレミアとギガライトの新規受付は今月30日で終了するということです。