去年1年間、熊本県内で発生した山岳遭難の件数が、過去5年間で最多となっていることが分かりました。
警察庁が6月15日に公表した統計によりますと、全国で去年1年間に山で遭難した人は3506人と最多となりました。

また、熊本県警によりますと、県内の遭難した人の数も20人と過去5年間で最多となっています。

2022年・・・20人
2021年・・・16人
2020年・・・18人
2019年・・・16人
2018年・・・15人

熊本県内では、一人で登山に向かった福岡県の79歳の男性が3日間行方不明になり、6月19日(月)、八代市の京丈山(きょうのじょうやま)近くで発見される事案が発生しています。

遭難が増加している原因について熊本県警は「一人で山に登る人が増えたことも一因」として、「登山道から外れていないかを確認できる登山用アプリなども活用して欲しい」と呼びかけています。

