軽井沢町で午前7時から開かれたイベント。
投稿数を競うもので、撮影ポイントとして設定された電柱は2500本。
1本につき、表と裏の全体像、それに根元と電柱番号の合わせて4枚の写真を位置情報とともに送ります。
午後になると、マップ上は早くも投稿済みを示す緑に染まりました。
(参加者は…)
「こんなにたくさん電柱があるんだなって。あわせて撮影したりとかするので、楽しくできました」
「普段全然運動しないから、こういうゲームで歩けるならいいんじゃないですかね」
別荘地で電柱を探すこちらの男性。
インフラ関係という仕事柄、ゲームに興味をもち長野市から参加したといいます。
(長野市から参加した男性)
「こういう写真撮ったり、現物の状態を人が見に行かなければいけないので、それだけ全部やるとなったらすごい人が動かなければいけないから。皆さんに協力していただいて、集まるのであればいいのかなと思いますね」
電柱を維持管理する企業は、撮影された写真データを購入することで、現地に出向いて点検する回数を減らせる利点が。
さらに、配電設備の劣化について、AIに学習させるためのデータにもなるといいます。
(富士通エネルギー事業部・宗安智さん)
「かなり綺麗に撮れている画像も中にはあったなと思いますので、AIの学習っていうところには活用させていただけるかなと」
市民が楽しみながら社会貢献にもつながる取り組み。
主催者は今後も全国各地でイベントを開催する予定だということです。