よどんだ空気を入れ換えたかった…

本棚には使われなくなった道具箱を流用しました。棚に入らない雑誌などは隣のマガジンラックに収めました。町内会予算を使わず、住民から不用品や古本の提供のみで図書コーナーを開設しました。

田中町連合町内会の世帯数は約440。設置後1か月の利用者は70人と、まだまだ…。それでも川島さんは、続けていくことに意味があると語ります。

田中町連合町内会長 川島邦和さん:
「一番の目的は住民同士の交流。同世代のヨコのつながりはあるけど、いまはタテの交流がまったく見られないです。おじいちゃん、おばあちゃんと子どもの世代、さらに孫の世代、世代間のタテの交流を復活させたいんです」

田中町連合町内会長 川島邦和さん

図書コーナーのほかにも、4月下旬に長寿会と合同でボッチャ大会を開催、初回は特別にお隣の綾田長寿会との交流も兼ねて22人が参加しました。田中町連合町内会では月1回の新たな定例イベントにしていく方針です。

長寿会でボッチャの道具を購入
交流ボッチャ大会を楽しむ参加者 4月26日