広島では、若い世代の人たちが進学や就職をきっかけに地元を離れてしまうことが課題になっています。将来、広島で働いてみませんか?と、地元の企業などが子どもたちが仕事を体験するイベントを開きました。
18日、広島市で開かれた「こどもみらい仕事体験イベント」です。

700人の応募の中から抽選で選ばれた200人の小学生は、広島銀行や中電工、世界的なボールメーカー・ミカサなど、10の団体が出店したブースの中から2つを選んで体験しました。
警察官の仕事を体験するコーナーです。

「犯人の目はきつねのような目ではなくて、眉毛が太くて、たれ目で一重でした」―。事件の犯人の情報を集めて似顔絵を作り、犯人を見つける捜査官の仕事を体験します。

参加した子ども
「目のところがすごく悩んだ。この目とこの目、どっちかなと思っていたけど、たぶん間違えたと思う」
建築家になるのが夢だという参加者も…

参加した子ども
「将来の夢で(警察官を)ちょっとだけやってみたいと思ってきた」
歯科医師会のブースでは、虫歯を削ったあとに詰め物をして固めるという本格的な体験が用意されました。白衣と専用のサングラスを身に着けて、いざ挑戦です。

参加した子ども
「(歯に)粘土を入れたりするところとか、歯をダイヤモンドで削ったりするところが楽しかった」