日本海とヒメサユリ 癒されながら頂上を目指して
観音峰から50分、見晴らしの良い雷峰に到着です。
登ってきた道の先には、日本海が…

【登山客】
Q帽子とフード姿ですね?「ここからずっと尾根歩きが続くので日焼け防止です」
「飯豊がばっちり見えますね。今年も行きたいと思います。ここから見て、『次、どこに登ろうかな』って楽しみです」

ここでは淡いピンクの可憐な花、ヒメサユリが出迎えてくれました。
ヒメサユリの花言葉は『飾らぬ美』。

【阿賀北山岳会 渡辺伸栄さん】
「きれいですね。香りもいいですよ」
新潟、山形、福島、宮城の県境付近の山にしかみられない貴重なユリで、準絶滅危惧種に指定されています。

【登山客】
「埼玉から来ました。ずいぶん前からヒメサユリを見たいなと狙っていて、今回やっと来られた。きれい。かわいらしい。この地域ならではの景色」
【阿賀北山岳会 渡辺伸栄さん】
「ヒメサユリのヒメは小さくてかわいいという意味、まさに姫様。山頂の稜線の、普段は風が吹きすさぶところで咲いてくれて、感動です。天気の悪い日、麓にいると『あの花たちどうしてるかな』と心配になる」

この先は見晴らしの良い尾根歩き。かなり急な場所もありますが、危険な場所にはしっかりロープが設置されています。
Q結構急ですね?
「これからが一番の難所。でも花を見ながらゆっくり登れば大丈夫です」