新潟の自然や風景を紹介する『カメラマンが魅せられた風景』。
今回はヒメサユリの花咲く関川村の光兎山(こうさぎさん)です。今年の干支は「ウサギ」ですが、光兎山には名前にもある通り、ウサギの伝説が残っています。

【画像を見る】に今回の登山の画像を掲載しています。

月の神の使い“ウサギ伝説”が残る山

麓の光兎神社にある“金のウサギ”

今回登る関川村の光兎山には、「月の神様の使いであるウサギが、金のしずくと共に降り立った」という伝説があります。麓の「光兎神社(こうさぎじんじゃ)」には、絵馬や神社の紋章である神紋などいたるところに兎の姿が。

今回一緒に登るのは、この山に精通した関川村のみなさんです。

【阿賀北山岳会 安久昭男さん】
「標高のわりには体力の必要な山。きつい山だが、上に行くと『ヒメサユリ』が盛り。それを見れば、疲れを忘れる」

今回の登山ルート

まずは林の中を2時間ほど歩き観音峰へ、そこからアップダウンのある尾根を登り、標高966mの山頂を目指します。

【阿賀北山岳会 池田高雄さん】
「最高ですね、今日はお天気で。ここは光兎山でいちばんブナの綺麗な場所、木漏れ日が本当にきれい」