きょうは梅雨の晴れ間となり九州から東北にかけて広い範囲で「真夏日」となりました。一方で新型コロナの感染者数は第9波への懸念が広がっています。
梅雨の合間の青空をアクロバティックに飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」。
正午に28.3度を観測した青森市では、東北6県の夏祭りが集結する「東北絆まつり」が開催されました。
祭りに来た人
「暑いです」
「お祭り日和というか、本場の大きいねぶたがみられるので、それを楽しみにしてきました」
朝から強い日差しが照り付けた九州から東北。きょう、全国で最も気温が高かったのは、愛知県・豊田市で34.2度。全国の285地点が真夏日を記録しました。
静岡県焼津市の野球場では午前9時ごろ、小学生の軟式野球大会の開会式の最中に小学生13人が体調不良を訴え、このうち3人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。
そして、東京の練馬でも午後2時に32.6度を観測しました。
上村彩子キャスター
「きのうオープンしたばかりのハリー・ポッターのスタジオツアーの施設の前に来ています。手元の気温計では現在35.6度、うだるような暑さですが、ハリー・ポッターの世界観に合わせてローブを着ている方もいます。見ているだけで暑そうです」
ハリーポッターの衣装、ローブをまとう人たち。コスプレ姿で向かった先は「としまえん」の跡地にオープンした、映画「ハリー・ポッター」の世界が体感できる施設です。
上村彩子キャスター
「暑い中ですが、マスクをつけている人も多くいます、割合は半分くらいでしょうか」
(Q.暑くなって、またマスクをつけなくてはいけない場合は?)
「マスクをつけると暑いので、せめぎ合い」
「やっぱりちょっと気になる、人が多いところは」
お出かけ日和となり観光地が賑わった一方、新型コロナの流行が「第9波」につながる恐れがあるとの指摘も。
感染症法上の位置づけの「5類」となってきのう初めて開かれた、厚労省の専門家会合では…
厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字 座長
「夏の間に一定規模の感染拡大が生じる可能性がある」
厚労省は特定の医療機関に届けを出してもらう「定点把握」を導入していて、今月11日までの1週間に報告された患者数は1医療機関あたり5.1人で、先週に比べて1.1倍となりました。
専門家会合によると、5類となった先月以降、4週連続で増加が続いているということです。
街の人は…
「祖父母と暮らしているので、うつしてしまうといけない。子どもに関わる仕事をしているので、うつさないように(マスクを)している」
“5類後”に新型コロナに感染
「先月、新型コロナになった。いろいろあった支援もなかったので、大変でした。検査もお金がかかった」
専門家は…
国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授
「一番重要なのは、感染リスクがありそうな場でしっかり感染対策をとる。マスクをどういう風にして使うかというと、大事なのはリスクのある場面ではしっかりつける。その場その場の感染リスクを考えてつけるつけないということを、一人一人の判断でやっていくんだろうと思います」
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