“不信任案=解散の大義”「そんなに軽い意味に使うものではない」

小川キャスター:
今回の解散についての最近の動きをどうご覧になっていましたか?

小説家 真山仁さん: 
いろんな話を聞いてると、まるで衆議院は解散するためにあるように聞こえるんですよね。ということは、衆議院がいらないのではないか、というふうにもなりかねない。解散するということ自体が見送られることがニュースになってはいけないんですよ。

つまり政治家は、新年度の予算が決まり、法律が決まって、これを実行するために内閣があるわけですよね。その時に解散を言及すること自体が無責任だという考えを多くの人に持ってほしいです。

彼が何をするかをこれから見た上で、彼らに託せないとわかったときは、国民が“こんな政権でいいのか”ということになれば、お考えになったらいいのではないかと思います。

小川キャスター:
今回は萩生田政調会長が不信任案が大義になりうるという認識を示す発言もありましたね。

小説家 真山さん: 
大義という言葉をちょっと軽はずみに使いすぎな気がします。やはり、ものすごく重い言葉だと受け止めていただきたいなと思ってまして。
そもそも不信任案をいつでも出せばいいということも違いますし、不信任案を出された、それが解散の大義って…それはそんな軽い意味に使うのはどうなのかなと思います。

もっと子どもにもわかるように、言葉には重い・軽いなどいろんな展開があるという教科書でずっと教えてきてることを、なぜか実際にやってる方たちが全く実行できていないと。これでは子どもに日本のことを考えましょうというのは、難しいと思います。