■訪日観光再開の動きに懸念も…

国際医療福祉大学 松本哲哉主任教授
「ちょっと緩めすぎかなという印象。海外では『BA.4』とか『BA.5』とか、それ以外のいろんな組み換え体とかいろんなものがあって、それが海外から持ち込まれてしまう可能性があるので」

オミクロン株の新たな変異ウイルス『BA.5』は、既に日本でも確認されています。

こうした中、25日から4回目のワクチン接種が始まりました。対象は60歳以上の人や基礎疾患があるなど重症化のリスクが高い人です。

4回目を接種した人
「持病がありますので、念には念を入れて」

ワクチン接種は今後どうなっていくのでしょうか?

国際医療福祉大学 松本哲哉主任教授
「次の明らかな大きな流行は、今年の秋冬に起こるだろうと。秋冬に向かって(対策を)やるならば、5回目も必要になるとの意見を海外の専門家も言っている。それで(秋冬)シーズンを越えたときに、よほど極端な変異株が出てこなければ、年に1回程度のワクチン接種で、済むぐらいの状況に変わってくる可能性はあると思う」