出発から13時間…無事、消防学校に戻ることはできたのか。
新人消防士:
「足も尻も痛くて大変だがもう少しなので頑張りたい」

鈴木哲朗記者:
「出発から13時間が経ちました。新人消防士たちは疲れた表情を見せつつも一歩一歩力強く歩いています」

疲労と睡魔に襲われながらも互いに励ましあいながら歩き続けます。
そして午後3時。雨が降りしきる中、およそ17時間かけて消防学校に戻ってきました。

「お疲れ様ー」新人消防士に声がかかります。
新人消防士 小島丈さん:
「結構しんどかったっていうのが本音ですけど、全員で声出して乗り越えられたので良かった」

新人消防士 坪田京花さん:
「精神的な部分が鍛えられたと思うので、消防学校できつい訓練があると思うが、きついとかつらいという言葉を出さずに、今回のことをいかしていけたらと思います」

52キロを62人全員で完歩した新人消防士たち。来年3月まで消防学校で救急や救命などを学び、1人前の消防士を目指します。
参加者:
「またあすから協力し合って助け合っていきましょう!」

新人消防士は、来年4月以降、県内各地の配属先で勤務します。