「不幸な人を減らしたい」遺族の訴えは…
横本さんの長女:「出て行ったらすぐに私らに何か連絡来るっていうようなシステム。そういうのがもっとうまく進んでいけばいいのかなというのはありますね。家族がすぐ位置がわかる、出て行った後にすぐに私らに連絡来るっていうような」


高岡市によると認知症やその疑いがある人は把握しているだけで7164人(令和5年4月調査)。後を絶たない行方不明に、行政の対策は?
高岡市高齢化介護課 永森真澄 係長:「今のところこれをしたら大丈夫というのはないのかなと思っているんです。ただできることとか、今あるシステムとか制度を使ってより周知してやっていくしか…今のところは。もっといいものがあればそれは検討していきたいと思うんですけど、今現在、万能なものがあるかって言われるとなかなか難しいです」

横本さん長女:「実際に当事者の声を聞いてどいう風にしていけばいいのか考えてほしいですね。うちらみたいなことがないようにしていただけたらいいですね。出来るだけ早くそういう不幸な感じになる人を少しでも見つからないというのが一番家族にしてみたらとても悲しいことじゃないかなと思います」

(スタジオへ)GPSは行方不明防止のため高齢者の靴やカバンに入れるなどして無事発見につながったケースがある一方、大きさや費用など利用しにくいという声も上がっています。どうしたら家族の命を守れるのか。引き続き取材を続けます。
☆冒頭にご紹介した高田きみ子さん(76)は15日現在まだ見つかっていません。高田さんの特徴は身長155センチほどの小太りで髪型は黒髪のショートヘア。
情報をお持ちの方は射水警察署まで
0766-83-0110