■MLB レンジャーズ 6ー3 エンゼルス(日本時間15日、グローブライフ・フィールド)

エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数2安打1本塁打1打点1四球で打率は.299、今季自己最長の11試合連続安打をマーク、リーグトップの21号を放った。

ここ10試合で39打数19安打で打率.487、5本塁打と絶好調の大谷。レンジャーズ先発は2021年7月まで3年半、エンゼルスで同僚だったレンジャーズ先発、A.ヒーニー(32)、かつては一緒にバスケットボールの試合観戦まで行った親友との対戦。1回の第1打席、好調の大谷を警戒して外角中心の組み立てで1球もスイングすることなく四球。13日(日本時間)の延長12回の20号ホームランから大谷は7打席連続出塁となった。

3回の第2打席はカウント1-1から149キロのストレートが内角高めの胸元に。大谷もギリギリで避けて打席では苦笑いを浮かべた。この1球が尾を引いて、最後は外角低め150キロのストレートに腰が引けて見逃し三振に倒れた。

1-1と同点の4回、2死一塁の場面で第3打席、カウント3-2から外角低め150キロのストレートを逆方向へ弾き返しレフト前ヒット。今季最長を更新する11試合連続安打をマークした。

膠着状態が続く試合は7回、先頭打者で迎えた第4打席、レンジャーズは3人目J.スボーズ(29)、カウント1-1から低めのスライダーを引っかけセカンドゴロ。

1-6とリードされた9回の第5打席、レンジャーズの抑え、W.スミス(33)、カウント1-0から内角ストレートを逆方向へ、手応えも完璧で大谷も確信歩きを見せた21号2ラン。翌日に繋がる一打を放った。大谷は4打数2安打1本塁打1打点1四球で打率は.299となった。

試合はエンゼルスが3回、4回と2度の満塁のチャンスを生かせず大谷の21号も及ばず敗戦、連勝は3でストップ、16日は大谷が二刀流で先発予定。