河村:かねてより知事になりたいと公言している王林さん、タレントの元リンゴ娘の方ですね、いるんですがひょっとしたら、4年後の知事選に出るんじゃないかということでどのように臨みますかっていう質問ですが…

宮下氏:「選考委員会だな(爆笑)。もう堂々とやりましょう。やるときはね、はい。」

河村:はいそれでは、青森県は原発関係の補助金が意外な場所まで浸透しています。原発は必要だと思いますかと。思いますが補助金頼みになっている自治体の財政が不安です。宮下知事は原発の補助金とどのように向き合っていきますか

宮下氏:「これからはですねエネルギー共創会議っていうのを作って、原子力発電の未来と地域の未来がしっかりと一致していくような流れを作りたいと思いますし、立地と周辺地域だけじゃなくて津軽地域にも、補助金とかそういったことの恩恵があるようにしていきたいというふうには考えてます。」

青森県が事業者に課税している核燃税、そこの配分も一部見直していくというのは…

宮下氏:「もちろんそういうのも全部その会議の中でやっていきたいと思います。」

市川:はい。次です。私は46歳で子供がいない夫婦です。産む予定もないのですが、これから青森県にどのように貢献していったら良いでしょうか?子育て支援などに力を入れている宮下さんですが、私は力になれないようで申し訳ないように思いますとありますけれど…

宮下氏:「いやそんなことないです。やっぱり子供が参加するイベントに参加してもらうとかいろんな協力がみんなでできると思いますので、子供たちを大切にしないと青森県の未来ありませんから。みんなで子供たち大切にしていきましょう。」

河村:13日に政府が取りまとめた児童手当の拡充などもありましたけれども、さらに青森県としてですね、何か国に申していくというか、お考えは現時点であるんでしょうか

宮下氏:「それはなってからよく考えたいと思いますし、児童手当の拡充はすなわちですね親の世代というか若い夫婦も含めてですね、所得があの実質的に増えることに繋がってきますので私自身も大いに期待してます。」

河村:なかなか第3子以降が増額になっていてですね、そうではなければなかなか恩恵が受けられないんじゃないかという指摘も一部あるんですけれども…

宮下氏:「異次元っていう次元の異なるっていうためにはもっともっとやらなきゃいけないことあると思いますし、そもそも児童手当を増やすことが、少子化対策に繋がるかどうかっていうことの検証もちゃんと必要だと思います。」

河村:で、段階的にですね、無償化をしていくというようなお話もありましたけれども、そのあたりはいかがでしょうか

宮下氏:「こども未来県民会議っていうのを直ちに立ち上げてその中でどういったところから無償化していくのかということを議論を進めていきたいというふうに考えてます。」