医師や息子を名乗る男からの電話を信じ、80代の女性が現金130万円をだまし取られる被害にあいました。

被害にあったのは、福島市に住む80代の女性です。

警察によりますと、13日午後4時半ごろ、女性の家に、病院の医師を名乗る男から「息子さんが血を吐いて病院に運ばれた」などと電話がありました。その後、息子を名乗る男から「トイレに財布を落とし、会社のカードをなくしてしまった。今日中に仕事で200万円を支払わないといけなかったが、カードがないとお金を支払うことができない。お母さんに頼るしかないので、お金を準備してほしい」などと電話がありました。話を信じた女性は、女性の家を訪れた会社の上司の息子を名乗る男に現金130万円を手渡し、だまし取られたということです。

警察では、息子を名乗る電話でも、現金を要求する電話は詐欺を疑い、警察に通報するよう呼びかけています。