釣りをしていて誤って海に転落。命を救ったのは、83歳の元自衛官でした。
周りの見知らぬ釣り人たちも次々集まり、見事な連携プレーで救助活動。海上保安部から感謝状が贈られました。

11日、境海上保安部から感謝状を手渡されたのは、鳥取県境港市に住む柳楽文昭さん(83)。島根県安来市に住む立脇寛司さん(64)の2人です。

理由は、5月21日に起きた出来事。2人はこの日、境港市の境夢みなとターミナル近くの岸壁へ、釣りに来ていました。

すると…

立脇寛司さん
「ちょうどこの辺で、(男性が)落ちちょうと」
柳楽文昭さん
「ちょうどここか。それで立脇さんと来て、そしたらもう、こうなって(男性が)流れとったんだわね」

まだ暗い午前4時20分ごろ、岸壁で座って釣りをしていた男性が立ち上がろうとした際、誤って海に転落してしまいました。男性の助けを求める声で2人は事故に気付き、すぐさま救助活動を始めたのです。