“ミニ盆栽”の世界をインスタで配信「意外とできそう」

イベントでの販売が主だった “ミニ盆栽”ですが、今では常時取り扱ってくれる店舗も…。

簗瀬さんのミニ盆栽の屋号は『 ツチンナカキ 』
当初 “土を使わない盆栽”づくりに取り組んでいたのが 名前の由来です。

この日、開いたのはミニ盆栽のワークショップ。
参加したのは簗瀬さんとほぼ同じ世代の若い人たちです。

簗瀬 旭さん:
「盆栽の世界では、葉っぱを短くしたいんですよ。ちっちゃいけど大木を表現してるんですよ。
なので、その幹のサイズに見合った葉っぱの長さみたいなバランスを何となく取っていきたいわけなんですね」

ワークショップは現地に来られなかった人にも見てもらえるようインスタグラムで生配信。
撮影するのは簗瀬さんの義理の弟で同じく植木職人の久保田礼雄さん(35)です。

2人で協力しながらミニ盆栽の魅力を伝えています。

簗瀬 旭さん(35):
「何においても自分ができないことは相談して頼めるし、一人じゃないって思える」

義理の弟で同じ植木職人 久保田 礼雄さん(35):
「(簗瀬さんは)先を読む力というか、これから先ちゃんとこういうのが来ると思うっていうのがあるから、安心して一緒にやっていけるっていう感じですね」

簗瀬 旭さん:
「針金を刺して、くるくるっと巻いただけなんですけど、この状態から、例えば…」
参加者一同:「おー、すごい」

3~4年ものの苗で “理想の曲がり木” も作れます。

参加者:
「意外とできそうだなって思いました。なにか自分で形を作っていくっていうのを 年間かけてやっていくのが楽しみだなと思いました」

参加者:
「色々な想像を膨らませながら愛でるっていうのを知って、奥深いなと思いました。“自分なりの自然”を作りたいなと思います」