メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本時間13日、2本のホームランを放ってア・リーグのランキングトップに立ちました。

 大谷選手はレンジャーズ戦に2番・指名打者で出場しました。1本目は1点ビハインドで迎えた7回、ランナーなしの場面でした。内角低めのシンカーをとらえると打球はセンターへ。2試合ぶりの一発はヤンキースのアーロン・ジャッジに並ぶア・リーグトップタイの19号ホームランとなりました。
 さらに同点で迎えた延長12回、無死2塁で打席に立った大谷は、高めのカットボールにうまく合わせると、打球はギリギリスタンドに入る20号ツーランホームラン。ジャッジを抜いてリーグ単独首位に立ちました。日本人選手が3年連続で20本のホームランを打つのは初めてです。
 試合は9対6でエンゼルスが勝ちました。
 ところで日本時間12日に発表されたオールスター戦の先発野手を対象としたファン投票の中間結果で、大谷選手がア・リーグでトップに立ちました。大谷選手は92万票あまりを集め、ホームラン王争いを繰り広げるヤンキースのジャッジ選手が84万票あまりで追っています。