おととし、列車内で乗客が襲われる事件が相次ぎ、対策を検討してきた国土交通省は、全ての新幹線などの新しい車両に防犯カメラの設置を義務付ける方針をあす、決めることがわかりました。

国交省では、おととし小田急線や京王線の車内で乗客が切りつけられるなどした事件が相次いだことを受け、有識者や鉄道事業者が参加する検討会を立ちあげ、対策を話し合ってきました。

国交省はあす検討会を行い、首都圏などの利用者が多い在来線や全ての新幹線の新しく導入する車両に対し、防犯カメラの設置を義務付ける方針を決定するということです。

早ければ、今年9月にも設置が義務付けられることになります。