11日、突然鳴り響いた緊急地震速報。その時、あなたはどう行動しましたか?

 11日、YOSAKOIソーラン祭りのファイナルステージ。
 熱気あふれる演舞の一方で、観客がスマートフォンを気にし始めました。
 午後6時55分の緊急地震速報です。

YOSAKOIソーラン祭りの会場で緊急地震速報にスマートフォンを手にする観客

 YOSAKOIソーランサークル 札幌学院大学文京台 五十嵐春樹代表
「必死に踊っていたので何か揺れを感じたりとか、客が動揺したりという様子を感じることは全くなかった。地震もあったが、無事にYOSAKOIソーラン祭りが終われてよかった」

 北海道内を襲った最大震度5弱の地震、その影響は札幌でも。
 突如起こる地震への備えをもうひとホリします。

緊急地震速報について街の人は…
「急に音が鳴ってスマホを見た、実家が胆振の方なので大丈夫かなと思った」
「(バスの中で)スマホが鳴り出して揺れた。みんなの音が鳴ったから(揺れが)来るかもと思ったら結構揺れて」

 11日起きた、浦河沖を震源とするマグニチュード6.2の地震。


 震度5弱を観測したのは千歳市、厚真町、浦河町でした。
 5年前の胆振東部地震で大きな被害が出た厚真町では…。

厚真町 宮坂尚市朗町長
「道路通行状況などから、土砂災害が発生している現象は見られない」