この時期、カラスに襲われる被害が増えています。
なぜカラスは人を襲うのでしょうか?襲われないための方法は?
カラスの生態を20年研究している専門家に聞きます。

街中・公園・海岸も・・・各地でカラスの大群の目撃例

住宅街や、都会の街中。
身近な場所で多くのカラスが目撃されています。

大阪では、通行人が次々にカラスに襲撃され、頭を脚で蹴られたり、自転車に乗っている人を執拗に追いかける場面が。
渋谷駅に近い宮益坂の並木道でも、複数のカラスが威嚇するような鳴き声をあげています。

多くのカラスがいる横浜市の公園ではー

公園の利用者
「子どもたちがちょっと怖がってたり。今も上からね、ご飯をつままれちゃうんじゃないって心配してました。」
「小さい子がいるとちょっと怖いなという感じ。避けたいなっていうところはあります。」

さらに神奈川・藤沢市の海岸にもカラスの大群が。

エサをめぐってトビと争う姿や、観光客の荷物をあさる姿も…

20代男性
「麺を食べていたら、2口目ぐらいで後ろから勢いよくバーンと獲られたり…。そのまま地面に落ちて食べれないみたいなことがあった。結構怖いですね。」

「ヒナから注意をそらすため」3月~7月が繁殖期

恵俊彰:
カラスは人を襲うんですか?

CrowLab代表取締役 宇都宮大学特任助教 塚原直樹氏:
これはヒナを守るための行動です。積極的に人を攻撃してやろうというわけではなくて、威嚇している。人に対して、ヒナから注意をそらすため、自分に気を引くためにやっている行動だと思われます。

カラスは2月に巣作りを始め、3月から7月にかけて卵を産んで子育てが始まります。
繁殖期には神経質になり、ヒナを守るために人を威嚇することがあり、家族を守るための行動とも言えます。