テニスの4大大会の一つ、全仏オープンで加藤未唯選手とドイツ人選手のペアが混合ダブルスで優勝しました。加藤選手、ここまで色々な事がありました。

四大大会 全仏オープン 加藤未唯“騒動”乗り越えV

山内あゆキャスター:
加藤未唯選手が快挙です。加藤選手はドイツのプッツ選手と、かなり急なペアを組んだということですが、“テニスの四大大会”の一つ、全仏オープン混合ダブルスで優勝を果たしました。日本人としては史上3人目の快挙です。
加藤選手は「たくさんの応援をありがとうございました!目標を達成しました!」とツイッターに書き込みました。

産婦人科医 宋美玄さん:
優勝ももちろん素晴らしいですし、ボールガールと一緒に写真を撮って、ボールガールの方も一緒に写真を撮ってSNSにアップ、美しくてジーンとします。

加藤未唯 強さの秘密

山内キャスター:
加藤選手は一体どんなプレーヤーなのか、そして今回の騒動のポイントは、どういうところにあるのでしょうか。

加藤未唯選手は28歳、京都出身です。7歳でテニスを始めました。2013年、18歳の時にプロに転向。四大大会では2017年の全豪オープン女子ダブルスで、日本人ペアで初めてベスト4に進出しました。そして6月8日の全仏オープン混合ダブルスで初優勝を果たしました。身長は156センチですが、ダブルスではネットプレーが得意ということで、元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さんによりますと、「加藤選手は『センスのかたまり』」と話していました。そして今回の優勝についても、沢松さんに聞きました。

元プロテニスプレーヤー 沢松奈生子さん
「決勝戦では、パートナーのミスを上手く補っていた。優勝できたのは加藤選手の活躍が大きい」