23日午後7時半ごろ、南海本線の貝塚駅近くの踏切で、特急「サザン」と自動車が接触する事故が発生。南海本線全線(なんば~和歌山市)が一時全線で運転を見合わせました。

 車に乗っていた女性は、現場で死亡が確認されています。

 午後8時30分時点では、なんば~春木と貝塚~和歌山市で折り返し運転が実施されています。春木~貝塚の運転再開については未定だということです。

▽遮断機が下りている踏切に車が進入 数十m引きずられ…

 警察や南海電鉄によりますと23日午後7時半ごろ、南海本線の蛸地蔵・貝塚間の踏切で、なんば行きの特急「サザン」と自動車が接触しました。

 遮断機が下りている踏切に車が進入し、貝塚駅を通過してきた特急「サザン」と接触したということで、車は数十m列車に引きずられました。

 車に乗っていた女性は、すでに現場で死亡が確認されています。

 この事故の影響で南海本線全線(なんば~和歌山市)と空港線全線(泉佐野~関西空港)が一時運転を見合わせました。

 午後8時30分時点で、南海本線ではなんば~春木と貝塚~和歌山市で折り返し運転を実施しています。春木~貝塚の運転再開については未定だということです。