熊本県の干しシイタケの品評会で上位入賞を果たした生産者が県庁を訪れ、副知事に干しシイタケを贈りました。

県庁を訪れたのは今年度の「熊本県乾(ほし)しいたけ品評会」で上位入賞した生産者7人です。

上位入賞者を代表して、最も優れた干しシイタケの生産者に贈られる「特等賞」を6年連続で受賞した菊池市の田中欣生(たなか きんせい)さん(36)が自慢の肉厚な天白冬菇(てんぱくどんこ)を木村副知事に贈りました。

生産者 田中欣生さん「去年は全国2等賞までいただけたので、今年は更に高みにチャレンジ出来たらと思います」

熊本の干しシイタケの生産量は全国3位ですが、今年はシイタケの芽が出るために必要な雨が冬場に少なく、生産量は例年の8割程となっています。

そうした中で、田中さんの干しシイタケは特に形状に優れているとして特等賞に選ばれました。

上位入賞した27点は8月に東京で行われる全国大会に出品される予定です。
