国内で2番目に高齢の男性、加藤光さん。1914年の5月2日生まれの111歳です。
大正、昭和、平成、そして令和と4つの時代を生きる加藤さんに「人として大切なことは何か」を聞きました。
身の回りのことは全部自分で
熊本県山鹿市内の老人ホームの体操の時間。かごにゴールを決めて笑顔を見せるのが加藤光さん111歳です。

背筋を伸ばして歩き、食事も自分でとります。何でもよく食べるのが元気の源だそうです。
加藤光さん「あれが嫌い、これが嫌いと言うよりも、何でもいいから出てきたものを全部食べる。食べるのも元気が要りますので」

加藤さんは、111歳にして自分のことはほとんど自分でやっています。
加藤さんの長男 光一郎さん(77)「着ること、歯みがき、風呂、便所。全部身の回りのことを自分でします」
老人ホームで日課の体操の時間、看護師の声かけに合わせて正確に体を動かす加藤さんの様子に、同じホームで生活する仲間は。
同じホームに入居 神山正孝さん(85)「こんなに元気で、しかも明るい。真似できませんよ」
