チリ地震津波から62年となる24日、大きな被害があった宮城県の旧志津川町、現在の南三陸町では町の職員らが犠牲者に黙とうを捧げました。

24日正午、南三陸町では町の職員らが黙祷をささげました。

1960年5月24日に発生したチリ地震津波では、旧志津川町で41人が犠牲となり
県内で最も大きな被害を受けました。

佐藤仁南三陸町長
「常に災害(津波)に向き合うような心構えを持ち続ける必要があるんだろうと思います」

また、志津川地区にある図書館では毎年この時期、チリ地震津波の記憶を風化させないよう、県や住民から提供を受けた資料の展示が行われています。

当時を知る人
「またこういうことがあるんだろう、あったらどうするんだろうということを後世に残していきたい」

この資料展は29日まで開かれていて、来週には地元小学生の見学も予定されているということです。