■MLB ガーディアンズ 4ー5 レッドソックス(日本時間7日、プログレッシブ・フィールド)
レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのガーディアンズ戦、12試合ぶりに「2番・レフト」で先発出場。吉田は5打数3安打で今季24度目のマルチ、4度目の1試合3安打をマーク。打率も.319と上昇した。
前日6日(日本時間)は4試合ぶりのノーヒットに終わったが約1700キロを移動して、クリーブランドでの初試合に臨んだ吉田、1回の第1打席、ガーディアンズの先発は2020年短縮開催ながら最多勝、最優秀防御率、奪三振の3冠を獲得、サイヤング賞にも選出されたS.ビーバー(28)、1球目146キロのストレートを見逃すと2球目140キロのチェンジアップを引きつけてセンター前へ2試合ぶりのヒットを放った。
3回の第2打席、しっかりボールを見極め、カウント2-0から外角高め147キロのストレートを逆らわずレフト前へ、2試合ぶり、今季24度目のマルチヒット。わずか1日で打撃の修正を行った。
調子を取り戻した吉田は0-2と2点ビハインドの6回、先頭打者で迎えた第3打席、カウント1-1からスライダーを完璧に捉えて右中間へ2ベース。今季4度目の1試合3安打をマークした。チェンジアップ、ストレート、スライダーと3打席とも違う球種を確実に捉えてヒットにした。
1-2と1点を追う7回、2死一塁での第4打席、ガーディアンズ2人目、左腕のS.ヘンジェス(26)、カウント1-0から152キロのストレートに差し込まれファーストゴロ。8回、2死一、二塁で迎えた第5打席、ガーディアンズ5人目、J.カリンチャック(27)に空振り三振、吉田は5打数3安打で今季24度目のマルチ、4度目の1試合3安打をマーク。打率も.319と上昇した。チームも8回に逆転し連敗を3で止めた。