2022年、果実盗難が相次いだ山梨県笛吹市で、夜間のパトロールが始まりました。民間の四輪駆動車も活用し、官民が一体となって警戒を強めます。

パトロールに先駆けて行われた任命式で、災害時などに四輪駆動車を活用して支援活動などを行うNPO法人が警察からパトロール隊に任命されました。

盗難被害は、大きな車が通れない狭い道や、夜間に発生することが多く、そういった場所をパトロールして、警戒を強めます。



5日に始まったパトロールでは、およそ70人と警察犬がモモやブドウの畑に異常がないか見て回りました。


NPO法人 山梨県地震対策四駆隊 荻原克己理事長:
(四駆は)狭い道路、軟弱な地盤に強い車。パトカーとか消防団員が通れない道を我々が通って抑止する。とにかく0、泥棒を排除するため、今年もパトロールを行う。
2022年は笛吹署管内で、モモとブドウの盗難被害が合わせて12件発生し、被害総額はおよそ330万円に上りました。

パトロールはブドウの収穫期が終わる10月ごろまで行われる予定です。