■MLB レッドソックス 1ー4 レイズ(日本時間6日、フェンウェイ・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地でのレイズ戦に「5番・DH」で先発出場。4打数無安打で打率は.312、4試合ぶりのノーヒットとなった。

現在、打率.318でア・リーグ首位打者争いで2位の吉田は2回の第1打席、レイズの先発は今季ア・リーグトップタイ8勝を挙げ、防御率は単独トップの2.07といまやメジャー最高投手のS.マクラナハン(26)、速いストレート3球でカウント0-2と追い込まれると外角低め142キロのスライダー、吉田は見逃したがストライクの判定。29打席ぶりの三振、今季4個目の見逃し三振に吉田はバッターボックスに少しとどまり、打ち取られたボールの軌道を確認していた。

0-0で迎えた4回の1死一塁で迎えた第2打席、1球目は134キロのカーブに空振り、2球目は142キロのスライダーに空振りと連続空振りでカウント0-2と追い込まれると5球目、143キロのスライダーに合わせるのがやっとでショートフライに倒れた。

吉田に対し2打席で9球を投げボール球は1球もなし、ストライク先行で攻めてくるマクラナハン、1-3と2点ビハインドの7回、1死一塁で吉田の第3打席、ボールを見極めカウント3-1から打っていったが142キロのスライダーを引っかけてセカンドゴロ併殺打。3打席連続でスライダーを捉えきれなかった。

ノーヒットで迎えた9回の第4打席、2023年のWBCアメリカ代表で侍ジャパンとの決勝にも登板したレイズの抑え、J.アダム(31)と対戦。カウント0-2からストレートに差し込まれショートゴロ。吉田は4打数無安打で打率は.312、4試合ぶりのノーヒットでア・リーグ首位打者争いも3位に後退、チームも3連敗となった。

ゲーム前は打率.312でア・リーグ首位打者争い3位だったレイズのY.ディアズ(31)が4打数2安打1四球で打率を.316として吉田を抜き2位に浮上した。