福祉を学ぶ青森市の高校生が高齢者施設を訪問し、地域の実情に応じた介護について理解を深めました。
青森市の青森慈恵会病院を訪れたのは東奥学園高校福祉科の1年生26人です。この施設では医療や介護が必要になった場合でも可能な限り自立した生活ができるよう取り組む「地域包括ケア」を実践しています。生徒たちは4つのグループに分かれて地域包括ケア病棟や認知症病棟などで介護福祉士の仕事を見学しました。
※生徒は
「もっと病院の介護福祉士さんが増えてほしいなと思いました。今日回った施設で言語聴覚士さんがいる施設があったのでもっと調べてみたいなと思いました。」
※東奥学園高校 真田龍一福祉科長
「ただ介護するだけではなく様々な求められる役割を学ぶことを目的にして実施しました。地域の課題を学びながら成長できるような場を作っていきたい」
青森県は平均寿命が全国下位であることや少子高齢化の進展で医療や介護サービスの増加が見込まれるため生徒たちは地域が抱える介護の課題についても理解を深めました。