新潟市に住む26歳のユーチューバーの男性が『糖尿病』と向き合いながら日本一周の旅に出発。男性は現在、北海道にいるということで「病気を抱えるのは1人じゃない」多くの患者の気持ちに触れる旅を続けています。


新潟市西区に住む本間太希(ほんま・たいき)さん(26)。
日本一周に向け自転車に荷物を載せていました。

本間さんは「糖尿病」を患っています。血液中の血糖値を下げるホルモン『インスリン』が分泌されず、放置すると喉が渇いたり頭痛が発生したり、合併症を引き起こしたりします。


【本間太希さん(26)】
「スマートホンで血糖値を測るセンサーですね」

毎日4回から5回、食前を中心にインスリンの“接種”が必要だという本間さん。
発症したのは、去年3月でした。

【本間太希さん(26)】
「道端で歩いている時に倒れてしまって、その時は過呼吸みたいな形だったんですけど、救急車で救急搬送されて…」


医師から告げられた病名は『1型糖尿病』。
生活習慣に関係なく発症するとされています。


【本間太希さん(26)】
「いざ告げられるとショックで言葉が出なくて、口を開くと言葉の代わりに涙が出てくる。『これから生涯に渡って注射生活をしていかないといけません』って言われて。まさか自分がそうなるとは思ってなかった」