佐久市の指定管理施設である高齢者施設で利用者に対する不適切な行為があったことが分かりました。

不適切な行為があったのは佐久市望月(もちづき)の特別養護老人ホーム「結いの家(ゆいのいえ)」で、社会福祉法人望月悠玄(もちづきゆうげん)福祉会が指定管理者を務めています。

市や法人によりますと職員1人が利用者1人に対して、介護をする際にくすぐるなど不必要に体を触ったほか、複数回にわたって子どもをあやすような態度で接するといった侮辱的な言動をとったということです。

今年3月に法人から報告を受けた市が聞き取り調査を行い虐待行為と認定しました。

■望月悠玄福祉会 篠原郁子常務理事                           「うちの法人の指導不足だったところでそれを自分がケアをしていると思っていること自体がが不適切なケア」

市は法人に対し、改善計画の提出を求め、法人では職員を「結いの家」での介護にあたる業務からはずしたということです。