JR越後線に整備されJRの新潟支社管内では2005年以来となる新しい駅、その名前が「上所(かみところ)駅」に決まりました。
上所駅の位置は、新潟駅から1.5キロ、白山駅から1.6キロで、2つの駅のほぼ中間地点で、住所は中央区の下所島となります。

駅周辺には、新潟南高校や新潟警察署、ユニゾンプラザなどがあり、近くには商業施設を含むニュータウンも再開発されていて、多くの人たちの利便性が増しそうです。開業は2025年春頃の予定です。

JR越後線の新潟駅と白山駅の間に整備される新しい駅。
地元のコミュニティ協議会から「上所」「所島(ところじま)」「南高校前」の3つの案が提示されていましたが、JR東日本は「上所駅」に決めました。
地名を使ったオーソドックスな駅名に地元の人は…

【地元住民】
「わかりやすいかもしれないですよね。地域の名前だからね」
「ぱっと聞いて、誰でもわかるからいいと思います」
一方で…

【専門学生】
「あーって感じです。もうちょっと、ひねってもよかったね。カタカナ使ったりとか」
地域住民からは「上所ゲートウェイ駅」「きらきら駅」「こしひかり駅」といった案も出ていました。

【JR東日本 新潟支社 小川治彦支社長】
「『上所新駅』といたしまして、駅名決定の前から多くの皆様が口にされ馴染んでまいりました。すでに愛着を持っている方も多くいらっしゃると思います」

上所駅は線路を挟んでホームを置く2面2線方式で、駅の南北にそれぞれ駅前広場を整備する計画です。乗り換えは今ある地下道を活用する一方、15人乗りのエレベーターを設置します。JR東日本は、1日あたりの乗降客数を約4600人と予想しています。

【新潟市 中原八一市長】
「この地域が、にぎわいのある地域になること、発展していくことを期待しています」
上所駅は、2025年春頃の開業を予定しています。