ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている青森県八戸市の蕪島では、ウミネコのヒナの誕生が相次いでいて親鳥たちが子育てに勤しんでいます。

ウミネコの繁殖地、八戸市の蕪島ではことし約3万羽のウミネコが飛来していて、いまヒナの誕生がピークを迎えています。ヒナはふわふわの毛で覆われていて、親鳥から餌をもらって体長10センチほどにすくすくと育っています。

※訪れた人は
「元気にね、子どもと一緒にやっぱり元気に巣立てばいいでしょうけど元気に育ってほしいです」

「ヒナも生まれててすごくびっくりしました。かわいいですね、ふわふわ。大きくなってほしいです」

※ウミネコ保護監視員 山内 亮さん
「ヒナが生まれて親が一生懸命子育てをしていますので、そして気が少し荒くなっていますのであまり巣のそばに近づかないようにして1メートル以上離れて静かに見守ってもらいたいと思います」

ウミネコのヒナはこのあと少しずつ飛ぶための練習を始め、7月下旬から8月上旬には島を離れるということです。