自転車ロードレースのプロチーム「ヴィクトワール広島」は、4年ぶりに復活した海外チームも参戦する「ツアー・オブ・ジャパン」に参戦しています。23日の第3ステージでは驚異の逃げ切りで見事、優勝しました。

三重県いなべ市で行われた「ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージいなべ」は、1周14.8キロのコースを8周(127キロ)で争います。
レースは、ヴィクトワール広島のカーターが1周目から飛び出し、たった2人で逃げる展開に…。

ツアー・オブ・ジャパンは、21日から28日の8日間で大阪の堺市から東京までの全8ステージで行われ、海外チームを含む全16チームが参加する国内最高峰の大会です。
ロードレースでは、風よけがない1人や2人での逃げは絶対的に不利なはずですが、残り3周になっても3分40秒のリードを保ったまま、後続との差は縮まりません。

そして、ラスト1周になっても離したまま、逃げる2人。マッチレースとなりますが、カーターがスパートをかけ、先に抜け出します。

後続集団も激しく追い上げますが、そのまま最後まで逃げ粘り、見事、120キロ余りを逃げ切って、今季、早くも2勝目をあげました。