部員たちはそれぞれ担当する生き物たちの世話をしながら、毎月第三土曜日の一般公開日に向け、4班に分かれて活動しています。

まずは「繁殖班」。2年生の津田さんは、クラゲを卵から育てています。
繁殖班・津田七羽さん(2年)
「フワフワしている動きで心臓の代わりをしていて、そこがすごい」

続いて「研究班」。これまで、「ニモ」でおなじみのカクレクマノミが、イソギンチャクに刺されない理由を世界で初めて突き止め、日本学生科学賞の最高賞を受賞したこともあります。その仕組みを応用した商品も開発するなど、数々の成果を上げてきました。

タコ愛が止まらない石丸さん(2年)の研究課題は、鏡像自己認知、すなわち「タコは鏡の自分を自分と認識できるのか?」。魚は認識できるそうですが、タコで証明できれば世界初の快挙だそう。石丸さん、自信満々です!
研究班・石丸夏実さん(2年)
「魚にできるのでタコに鏡像自己認知ができないわけがない。頭がいいといわれている動物なので、絶対できると確信してやっています」

「イベント班」では、一般公開日に披露するショーのトレーニングに取り組んでいます。ハマチの輪くぐりのほか、新たな見せ物のデモンストレーションも。

2年生の北田さん考案の、カメさんたちのレースですが…

自由すぎるカメたちに翻弄されていました…。