世界的な目標となっている2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、中小企業の経営者を対象にしたセミナーが愛媛県松山市内で開かれました。

県が主催したセミナーには中小企業の経営者などが参加し、温室効果ガスの排出量削減に向け目標設定の方法を始め、補助金や支援ツールの活用などについてアドバイスを受けました。

この後、住友化学グループの取り組みが紹介され、排水を処理する微生物の活用によって汚泥の発生量を大幅に減らし、焼却処分にともなう温室効果ガスを削減したことなどが報告されました。

県によりますと県内では、CO2排出量のうち産業部門がおよそ6割を占めているということで、中小企業の取り組みを後押しする方針です。